万葉集による間奏曲
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●「万葉集による間奏曲」について
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………「みたびの万葉集」に移る前に、『間奏曲』として、勅撰和歌集など別の角度から、秀歌の紹介を試みたいと思います。これによって、名歌への本格的なな導入を計り、秀歌の紹介と優れた短歌の作り方へと、話を進めたいと願うからです。また特別編として、「万葉集による駄歌」と「万葉集に見える格言」についても、紹介します。
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●詩の本文と現代語訳について
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………ここでは本文と現代語訳について、句ごとの空白や、改行、段下げなどを行なっていますが、原文は漢文で連続的に記され、そのようなものは存在しません。幾つかの読みがある場合は「我(あが/わが)」のように、「/」で幾つかの候補を挙げている場合がありますが、もちろん諸説を網羅している訳ではありません。
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………また、連続する平仮名に「がか」なら「かゝ」、「かが」なら「かゞ」という記号を使用するのと、「たび/\」とくり返し記号を使用するのは、執筆者が好みで行なっているものに過ぎません。詩の前に置かれる詞書きについては、本文のままの場合は「」を、現代語に改めるなど、執筆者の意図が込められている場合は『』を使用しています。
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●万葉集はじめての短歌の作り方
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………「短歌の作り方」を知りたい方は、まずは、こちらのコンテンツをご使用ください。また、当コンテンツの導入の役割も果たしていますので、ゆとりのある方も、こちらから開始すると、『万葉集』にも『短歌』にも親しみ易いかも知れません。
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●ふたたびの万葉集
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………「万葉集による間奏曲」はこちらの「ふたたびの万葉集」の続編としての扱いになっています。ただし「間奏曲」に関しては、このコンテンツだけでも紹介の意を果たしているので、単独で使用しても差し支えありません。
万葉集による間奏曲 時乃旅人編
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●歌経標式のなかの万葉集
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………772年に奏上された、藤原浜成(ふじわらのはまなり)による初の歌論書『歌経標式(かきょうひょうしき)』の中から、『万葉集』にも掲載される和歌を紹介。
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●古今和歌集のなかの万葉集
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………905年に奏上された、初の勅撰和歌集である『古今和歌集』の中から、『万葉集』に掲載される和歌、『万葉集』と関わりのある和歌を紹介する。
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●伊勢物語のなかの万葉集
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………趣向を変えて、10世紀中頃成立かとされる『伊勢物語』の中から、『万葉集』と関わりのありそうな短歌を選んで紹介する。
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●新古今和歌集のなかの万葉集 その一
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………さらに『古今和歌集』から200年を過ぎ、1204年に基本編纂を終え、1216年には切り貼り作業も完了したとされる、『新古今和歌集』の中から、『万葉集』からの掲載作品を紹介する。「巻十」の「羈旅歌」まで。
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●新古今和歌集のなかの万葉集 その二
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………続けて、「恋歌」から最後まで。
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●拾遺集のなかの万葉集
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………最後に、『万葉集』から採用された和歌のきわめて多い、『拾遺和歌集(しゅういわかしゅう)』の短歌をもとに、小アンソロジーを掲載して、間奏曲のまとめとする。(現状執筆不能)
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●みたびの万葉集
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………以上で「間奏曲」は終了です。次の「みたびの万葉集」では、「万葉集」および「短歌の作り方」の中級編をお送りします。
万葉集による間奏曲 彼方&遥編
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●格言としての万葉集
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●駄歌こそすばらしい万葉集
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